パワハラされたら、自分が悪いかもしれないし、泣き寝入りするしかないのかなって思いますよね。
でもあなたの本音は?パワハラ受けて、自分が損したまま、終わりたくないですよね。
実は、パワハラを受けたあなたが、無償で貰うことができるお金があります。
「いやいや、無償で貰えるお金なんて。そんな都合のいい話あるの…」って思うよね。
実は、この無償で貰えるお金。私たちの税金から来てる。
ようするに、税金払ったし、貰うのは当然の権利ってこと。
そこで、このお得な情報、3つを紹介します。
ただ、その前に。「弁護士で訴えたらいいんじゃないの?」って思ったあなたに。
パワハラを弁護士で訴える方法も一応紹介。
実際にパワハラを受けた私が、弁護士に相談してどうなったかも教えるね。
- パワハラとして訴えることができる「言動一覧」と「必要な証拠」は?
- 弁護士を通して裁判をしても「意味がない?」私の体験談を元に解説
- 訴訟しなくても「タダでお金を貰える」、3つの方法は?
歯科衛生士でパワハラ経験あるけど「訴える方法」「弁護士に相談した結果」教えます
その1:パワハラとして訴えることができる言動一覧
- 体への攻撃…殴る、蹴る、突き飛ばす、ドクター業務をやらされる
- 心への攻撃…患者さんの前で叱られる、舌打ち、ため息、「馬鹿・死ね」
- 仲間外れ・孤立…自分と話すときだけ声色変える、仕事の話すら無視
- 異常なノルマ…自費治療の営業やらされる、営業・治療成果を貼りだされる
- 単調な仕事の押し付け…掃除・受付の仕事ばっか、助手の方が仕事してる
- プライベートの侵害…「今日、生理?」、「彼氏とか作らないの?」
今まで、どんな辛い目にあってきましたか?
もし上の項目に見覚えがあったら。あなたが経験したのはパワハラ。
あなたは悪くない。悪いのは、パワハラをした院長、お局、歯科助手、歯科衛生士。
そして、パワハラってやられたら訴えることができる。
「訴えると何ができるの?」って気になるよね。
一番はお金をもらえる。あなたが今まで受けてきた苦しみ。その責任を、相手に負わせることができる。
「じゃあ、どうやったら訴えれるの?」
まず用意するものは、「パワハラを受けた証拠」。
その2:パワハラの証明ができる「証拠の例」は?
- 証拠の種類は3つ。「事実の証拠」「長さの証拠」「実害の証拠」
- 事実の証拠…「一番重要」。暴言の録音、日記による記録、同僚の証言
- 「事実の例」…毎日ボイスレコーダーをポケットに忍ばせて録音
- 長さの証拠…日記や録音の「日付」を残す。長いほどパワハラ認められる
- 実害の証拠…うつ病の診断書、その他精神疾患の診断書、強制解雇の発言を録音
- 「実害の例」…「暴言言われた→会社欠勤→3日後に心療内科へ」この一連を日記で記録
「え、まって。パワハラ受けたっていう事実だけじゃだめなの?」
そうなの。訴えるには、復讐するには、誰もが認める証拠が必要。
もし、証拠がない状態で訴えたら…
「いやいや、そんなことしてないですよ~」と知らんぷりされて、終わり。
だから、証拠は今からでも集めて。というか、まだ間に合う。必要なのは3日間だけ。
例えば、職場に入る前に、スマホのボイスレコーダーアプリを起動。働いてる間、ずっと起動しておく。
相手が暴言を言ってきたら、「きたきた」。スマホを忍ばせてるポケットを、近づける。
無視とかの行動だったら、「また無視された…」と独り言を言う。
そして、帰りにノートを1冊買って、今日の日付と受けたパワハラを記入。
3日だけでもいい。
3日耐えることができたら。職場を休む。「今日は体調が悪いんで…」
そして、心療内科にいって、「死ぬほどつらいです、もう耐えられません」と被害を訴える。
診断書をもらったら、準備は完了。
あとは弁護士に相談して訴えるだけ!
その3:証拠を完璧にそろえて、弁護士に相談した結果は…
あとは弁護士に相談して訴えるだけ!
そう思ってたけど、現実はあまかった。
誤解してほしくないけど、勝訴はできるらしいの。
でもね。貰えるお金が多くても50万円くらい。良くてトントン。
そして、1年間頑張って裁判しても、1円もお金が貰えないこともざらにある。
私も新卒で辞めたブラック医院を訴えようと思ったけど、弁護士に止められた。
理由は、パワハラ期間が短すぎて、貰えるお金が少ないから。
「もう泣き寝入りするしかないのかな」正直そう思った。
でも調べると、訴訟以外にも私たちができることはある。
しかも、パワハラの被害にあった人が無償で貰えるお金があった。
いよいよ本題。これから、パワハラを受けた私たちが、無償でお金を貰う方法を紹介します。
パワハラを受けたあなたが「タダ」で貰えるお金は?
取得難易度が「難しい順」に紹介します。
その1:障害年金を申請して「約58万円」を受給
- 「病気」やケガで、生活や働くことが難しくなった時に貰えるお金
- この「病気」には、うつ病も含まれる
- あなたがパワハラを受けて「うつ病」と診断されたなら貰える可能性あり
- 貰えるお金…「最低でも」58万4500円もらえる
- 申請方法…「年金請求書」「添付書類」の2種類を「年金事務所・年金相談センター」に提出
- 年金請求書…年金事務所・年金相談センターでもらえる
- 添付書類…年金手帳、住民票、医師の診断書、病歴・勤労状況等申立書(※で追記)、通帳
- 「取得難易度が一番高い」ので、貰えたらいいなくらいで
※病歴・勤労状況等申立書のサンプル:日本年金機構「病歴・就労状況等申立書を提出するとき」
あなたがパワハラを受けて、心の病にかかってしまったら。障害年金で58万円をもらうことができます。
「でもこういうのって、ほとんど申請が通らないんじゃないの…」
確かにその通り。でも、貰うのはもちろん、申請するのもタダです。
「もっと、簡単にもらえるお金ってないの!!」
あります!次に紹介する労災も条件がありますが、障害年金よりは条件が緩い。
さらに、最後に紹介する失業保険は、もっと手軽に、最短1か月でもらうことができます。
方法2:労災を申請して「欠勤日の日当」や「治療費」を貰う
【最初にチェック】「労災保険」と「労災」は違う
- 労災保険…「事前に」加入することで、働いてる最中に怪我や病気にかかったら、お金を貰うことができる「保険」
- 労災…正式名称は「労働災害」。働いてる最中に怪我や病気にかかった「後」、「2~5以内に事後申請」することで貰えるお金
- つまり、労災のお金は「今からでも」貰える
労災でもらえるお金の具体例は…
- うつ病の治療費…治療中のお金を全額もらえる
- 休業補償…パワハラがきっかけで欠勤した日×日当の8割が支給
労災の申請方法は…
- 病院を受診して、精神的疾患の証明をしてもらう
- 申請書を記入して、労働基準監督署に提出する(申請書の詳細は↓※に追記)
- 審査後に通知が届き、認定されれば支給
- 2020年6月から、「パワハラ」が労災の項目に追加され、審査は緩くなった
労災給付の期限の詳細:労災の申請には期限がある!労災申請の期限と期限切れ時の対処法は?
申請書のダウンロード:厚生労働省「労災保険給付関係請求書等ダウンロード」
申請書の書き方詳細:労災保険の申請に診断書は必要?|診断書の様式と費用を解説
パワハラをされて、仕事に行く気がなくなって、休んじゃった日、ありませんか?
労災を申請すれば、その休んだ日の日当が8割貰えます。
「でも私、労災に入ってないから…」
違うんです。実は労災保険と労災を誤解してる人が多い。
労災保険は事前に入るやつ。例えば、がんになったらお金が貰えるがん保険みたいに、事前に加入することでお金がもらえる。
一方、ここで紹介している労災は、先ほどの例えで言うと、がんに「かかった後」に貰えるお金。
「職場でパワハラ受けたのかわいそうに…会社のせいだから、お金あげるね~」っていうこと。
だから、パワハラを受けた後、今からでも申請できる。
しかも、2020年6月から、申請の基準が緩くなったからチャンス!
でも、万が一労災が認められないこともある。
「障害年金も労災も、全部だめだった…もう泣き寝入りしかないや…」
そんなあなたでも「確実にもらえるお金」が、最後に紹介する失業保険!
方法3:失業保険を申請して「3か月~3年間」生活できるお金を貰う
- 失業保険とは…歯科衛生士を辞めた後に、国からもらえるお金
- 条件を満たすことで、一定期間、最低限の生活費が貰える
- 「働いてた期間」が1年未満なら、3か月間支給され続ける
- 「30歳未満」なら、最大6850円が毎日貰える
- 「30~45歳未満」なら、最大7605円が毎日貰える
- 条件①:働いてるときに、雇用保険に加入していた(詳細は※で)
- 条件②:辞めるまでの1年間で、11日以上働いた月が6か月以上
- 条件③:再就職の意欲がある(特定理由離職者として認められれば、免除)
- 特定理由退職者とは…やむを得ない理由で、職場を辞めた人のこと
- うつ病なら、特定理由退職者として認められる
- 特定理由退職者のメリット①:申請して1か月後に、お金がもらえる
- 特定理由退職者のメリット②:お金を貰える日数が最大3年間延長できる
※1:雇用保険とは…失業しても生活できるようにする保険。入社した時点で、自動で加入済み
失業保険を受け取れば、最低でも3か月間は働かずに生活することができる。
「そんなおいしい話、本当にあるの?」って思うよね。
でも、本当。実は、失業保険のお金は、私たちが払っているお金から来てるの。
その正体は、雇用保険。
私たちは、今の職場に入った時点で雇用保険に自然と加入している。そして、毎月1000~1500円くらいの保険料を払ってるの。
だから、失業保険を貰えるのは、むしろ当然の権利!遠慮はいらない。
次に、貰える金額。
大体、働いてた時の50~80%のお金がもらえる。
私の場合は、新卒の手取りが平均17万くらいだったかな。だから、毎月8.5~13.6万円くらいもらえた。
ぎりぎり生きていけるくらい。私の場合、貯金もちょっとあったから、結構なんとかなった。
そして、気になる申請方法はこれ。
- 【前提】辞めた後は、なるべく早く手続きをしてください。「1年を過ぎると」貰えない可能性があります。
- まずは書類の準備から。
- 「離職票」…辞めた後自宅に届くので記入(届かなかったらハローワークに相談)
- 「雇用保険被保険者証」…自宅に届く(貰えなかったらハローワークで再発行可能)
- 上記2つの書類と、「マイナンバー、本人確認証明書(免許証など)、印鑑、写真(縦3cm × 横2.5cm)、本人名義の通帳」を用意
- 最寄りのハローワークに行って、書類提出
- その場で受給資格があるか確認される
- 【要チェック】この時点で「うつ病であることを告げる」
- 「うつ病の証明方法」を教えてもらう(診断書の提出など)
- 受給資格が認められたら、説明会の案内を貰い、帰宅
- 説明会までに、うつ病証明の準備を終わらせる
- 説明会に参加。話を聞いて、書類を貰うだけです
- 申請から約1か月後に支給開始
- その後、1か月に1~2回ハローワークで面談があります
- 面談で聞かれるのは、治療の状況、就職活動ができそうか等
参考:歯科衛生士でうつ病だったけど「失業保険」で1年間治療に専念できた
※離職票の記入例:ハローワーク「記入例:雇用保険被保険者離職票ー1」
申請してから1か月後には、失業保険のお金を貰うことができる!
失業保険を使って、生活をリセットすれば、パワハラを受けても泣き寝入りせず、前を向ける。次の職場で幸せになれる。
だから、絶対にあきらめないで。
まとめ:パワハラを受けても「タダでお金貰って」ストレス発散できる
- パワハラを受けたあなたが、「タダで貰えるお金」がある
- ①障害年金…「最低でも」58万4500円もらえる
- ②労災…精神疾患の治療費全額、欠勤した日の日当8割が貰える
- ③失業保険…3か月~3年間生活できるお金が貰える
パワハラされたら、自分が悪いかもしれないし、泣き寝入りするしかないのかなって思いますよね。
でもあなたの本音は?パワハラした院長やお局を「ぎゃふん」と言わせたいですよね。
実は、パワハラを受けたあなたが、無償で貰うことができるお金があります。
「いやいや、無償で貰えるお金なんて。そんな都合のいい話あるの…」って思うよね。
実は、この無償で貰えるお金。私たちの税金から来てる。
ようするに、税金払ったし、貰うのは当然の権利ってこと。
そこで、このお得な情報、3つを紹介します。
ただ、その前に。「弁護士で訴えたらいいんじゃないの?」って思ったあなたに。
パワハラを弁護士で訴える方法も一応紹介。
実際にパワハラを受けた私が、弁護士に相談してどうなったかも教えるね。
あなたの相談コメント、待ってます!